top of page

アートは勉強に役立つの?

全日本子ども美術絵画展の表彰式で、6年生の作品紹介とともに話した内容です。


いわゆる勉強(テストなど)は決められたひとつの答えを求めますよね。

課題に対して、知識や常識を使って論理的に筋立てて考え、「正解」を導く

とても大切なプロセスです。


スマホで簡単に情報が得られるいまは、日常でも「考えること」をずいぶん助けてもらっています。

もしかすると今後、仕事などではAIがこなしていく部分も多くなるかもしれません。


一方、アートに答えはありません。

常識にとらわれず、自分の視点が起点となった自由な発想で

人と同じではない答え、「0」から「1」を生み出す力が求められます。


これからのお子さんたちに大切なのは、「自分がどう考えるか」です。


自分と向き合い、心の声を形にして伝える。

そのために想像力、集中力、学校で習う知識も総動員して制作に取り組んでいます。


これも大切な「生きていく力」ではないでしょうか。


すべての子どもの作品たちは、自分自身で作り出したもの。

そのプロセスに大きな価値があります。


その努力をしっかり認めて、また次のステップにつなげてもらう

お手伝いができたらと思っています。





Comments


  • Instagram
  • Facebook

© 2016 PADDLE KIDS ART

bottom of page