未来の町で走る夢のクルマを描くことを通して、子供にも夢を持つことの楽しさや大切さを感じて育って欲しい、、、。そんな願いを込めたTOYOTAのコンテストに応募する!と自分で決めてトライした松本蒼くん(中1)。
夏休みに学校の宿題ポスターと並行して企画を考えました。
どんな車?→山間部の険しい道でも生活物資を運べるような。食べ物がいいな。
誰に運ぶ?→買い物に行けない人。じゃあ買い物難民かな
形が自由に変わるといいな→動力は未来のエネルギーかな
大賞に入ってワールドコンテストに出したい→じゃあ日本の伝統工芸いいんじゃない?
そこから、伝統工芸を調べ、「組木」のアイデアを思いつき、道に合わせて形が変わる組木細工の車に決定。組木の美しさにびっくりしたり、コンビニカーも調べて商品の写真を見たり。車の前にはごみ袋を回収するスペースもあります。もちろん運転入力や受発注などはAIのタッチパネル。
シンボルはキャッチ―にしたいから、とアマビエをモチーフにしました。願いがこもっていますね。
デザイン、伝統工芸、エネルギー、過疎化、ごみ問題、いろんな社会問題を知り、この楽しい車で解決する企画ができました。
部活があって絵を描く時間がなく、最後は家で仕上げました。
みなさんと同じ水彩画の手描きです。
何もない所から物を作るとき、知識と創造力、自分なりの信念、最後までやり遂げる熱量がいります。今の年齢でできることをフル活用し、楽しんでこなした蒼くん。
結果はまだだけど、この経験は大人になってもきっと役に立つよ。 PADDLEで一緒に考えてくれてありがとう。
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